聖神社(錢神様)
秩父市黒谷字菅仁田2191

慶雲五年、西暦七〇八年、武蔵国秩父郡(現在の埼玉県秩父市黒谷)から自然銅が発見され、 これを喜んだ朝廷は年号を「和銅」と改元し、日本最初の流通貨幣【和同開珎】を、発行した 和同開珎が祀られている聖神社は、地元の人々からも銭神様と呼ばれ、お金儲けの縁起の神様として地元の人達に親しまれている 日本で初めて誕生した流通貨幣が造られた由緒正しき場所なので、「銭神様」と呼ばれている

   
聖神社の創建は和銅元年で、和銅の産地といわれる露天掘りの遺跡が近くにある


元明天皇の慶雲五年(七0八年)、我が国初のニギアカガネ(自然銅)が秩父の地で見つかり、朝廷に献上された
それがきっかけとなり、我が国最初の流通貨幣【和同開珎】が鋳造された


「銭神様」が祀られている神社     和同開珎モニュメント

  
宝くじ祈願やビジネス開運祈願など多くの人達が訪れます

社殿は、江戸中期宝永6年(1709)年から7年頃に大宮郷の工匠大曽根与兵衛によって建立されたものだという。 桃山期の遺風を残した活気と優雅さを思わせる彫刻が施されていて、「聖神社の社殿」として秩父市指定有形文化財になっている。 本殿脇の和同開珎のモニュメントやその静かな佇まいが厳粛で厳かな気分にさせてくれる


  
今でもニギアカガネが御神体として奉られ、和同開珎ゆかりの神社であることから「銭神様」とも呼ばれ、「お金儲けの 縁起の神様」として、今、注目されている
宝くじが当たったお礼のが拝殿前に貼られている


御本尊の聖神社は入母屋造りの礼拝殿が正面にあり、その奥に一間社流造りの本殿がある

採掘された和銅石13個(神社に現存するのは大小2個)と、元明天皇下賜の銅製の蜈蚣(百足)雌雄一対が御神宝として納められ、
今の「銭神様」として言われる所以になっているす。
蜈蚣には足がたくさんあるので、 お金に困らないとも云われています。
  
聖神社のすぐ横にある宝物庫に和同開珎、自然銅と一緒に保管されている